Chat(チャット)GPT
猫と一緒に楽しく勉強しましょう!

    ChatGPT(チャット・ジー・ピー・ティー)という言葉、最近よく耳にしますよね。パソコンやスマホで質問をしたらわずか数秒で回答してくれる優れもの。すご〜く便利そうだけど、どんなことに使えるの? そもそも無料なの? そんな初歩的な疑問から一緒に勉強していきましょう!

    ChatGPTって何?

    ChatGPTは、人工知能(AI)の一種で、自然言語処理技術を活用して人とコミュニケーションを行うことができるツールのこと。質問をすると答えてくれたり、文章を作ってくれたり、いろんな情報を提供してくれるんだ。AIの友達と言えばいいかな。例えば、レシピを教えてくれたり、英語の練習相手をしてくれたりするんだよ。

    目次

    ChatGPT を利用するには

    パソコンの場合

    OpenAIのプラットフォームを利用します。OpenAIは、ChatGPTを提供している企業です。OpenAIのプラットフォームにアクセスし、登録・サブスクリプションの手続きを行う必要があります。サイトは日本語で表示されています。必要なのはメールアドレスとパスワードだけです。早速、登録して始めましょう!

    https://chat.openai.com/

    スマホの場合

    アプリを利用します。

    ChatGPT
    ChatGPT
    開発元:OpenAI
    無料
    posted withアプリーチ

    ChatGPT ができること

    ChatGPTは具体的にどんなことができるのか? ChatGPTができることについて質問すると、以下の答えが返ってきました。

    ChatGPTはさまざまなタスクでお手伝いできる強力な言語モデルです。以下は、ChatGPTができる具体的なことのいくつかです。

    ChatGPT

    1.質問への回答

    ChatGPTは一般的な知識に基づいて質問に答えたり、情報を提供したりすることができます。例えば、歴史の出来事、科学的な概念、地理的な情報、有名な人物についての質問に答えることができます。

    2.テキストの生成

    ChatGPTは文章を生成するために利用できます。文章を指定するトピックやスタイルで生成したり、物語を作成したり、詩を書いたりすることができます。

    3.言語の翻訳

    ChatGPTは言語間の翻訳を行うのにも役立ちます。英語から他の言語への翻訳や、他の言語から英語への翻訳を行うことができます。

    4.プログラミングサポート

    プログラミングの質問やコードの説明を求めることができます。プログラミング言語のコード例やエラーメッセージの解釈を提供するのに役立ちます。

    5.観光情報の提供

    旅行に関する質問に答えたり、観光スポットの情報を提供したりすることができます。ホテルの予約や航空券の情報を検索するのにも役立ちます。

    6.教育的な質問への回答

    学習や教育に関する質問に答えたり、課題のサポートを提供したりすることができます。数学の問題、科学の概念、文学の分析などに関する質問にも対応できます。

    7.クリエイティブなアイデアの提供

    何か新しいアイデアを考えたり、創造的なプロジェクトのアドバイスを求めたりする際にも、ChatGPTは助けになります。

    要するに、ChatGPTは幅広い領域で言語に関する情報とサポートを提供し、多くのタスクで役立つツールとなります。しかし、情報の正確性や文脈に応じた適切な回答を確保するために、注意が必要です。

    ChatGPT

    料金について

    無料プランと有料プラン

    無料で使えるChatGPT-3.5と月額20ドルでChatGPT-4を利用できるChatGPT Plusの2種類のプランが用意されています(2024年1月1日現在)。

    OpenAiの公式サイトによると、2つのプランの違いは以下の通りです。

    スクロールできます
    Free
    0円
    Plus
    20ドル/月
    ChatGPT-3.5へのアクセスChatGPT-4(最も高性能なモデル)へのアクセス
    定期的なモデルの更新画像や音声でチャットしたり、画像を生成したりできる
    ウェブ、iOS、AndroidからのアクセスカスタムGPTの使用及び構築
    Freeプランのすべてを含む
    ChatGPTのプラン表
    出典:ChatGPT

    ChatGPT-3.5と4の違い

    ChatGPTに、3.5と4の違いについて質問したところ、以下の答えが返ってきました。

    ChatGPT-3.5とChatGPT-4の主な違いは以下の通りです:

    1. 改善された理解力と応答能力:ChatGPT-4は、より複雑な質問や話題に対しても、より適切かつ精度の高い回答を提供することが可能です。これは、より大きなデータセットと洗練されたトレーニングによるものです。
    2. 広範な知識ベース:ChatGPT-4は、より最近の情報にアクセスできるため、最新のトピックやイベントに関する質問に対しても、より正確な情報を提供できます。
    3. 改善された文脈理解:ChatGPT-4は、より長い会話の文脈を理解し、関連性のある情報を記憶する能力が向上しています。これにより、長期にわたる対話や複雑な話題においても、一貫性のある応答が可能になっています。
    4. 多様な機能と応用:ChatGPT-4は、より高度な自然言語処理の能力を持っているため、文章の生成、要約、翻訳、プログラミングなど、より多様なタスクに対応できます。
    5. 言語の多様性:ChatGPT-4は、より多くの言語に対応しており、非英語話者にとってもより使いやすくなっています。

    これらの改善により、ChatGPT-4は、より正確で、柔軟で、幅広いニーズに対応するAIモデルとなっています。

    ChatGPT

    少し言い回しが固いので「小学生でも分かるように説明して」と指示をすると、以下のように説明してくれました。

    もちろんです。ChatGPT-3.5とChatGPT-4は、コンピューターの中にいる賢いお友達のようなものですが、4の方がもっと賢くなっているんだよ。

    1. もっといろんなことを知っている:ChatGPT-4は、3.5よりたくさんのことを学んでいるので、新しい話題や難しい質問にも答えられるようになったよ。
    2. お話が上手になった:4はお話が長くても、ちゃんと覚えていられるし、質問にもうまく答えられるようになったんだ。
    3. 色々な言葉で話せる:4はいろんな国の言葉を話せるので、英語だけじゃなくて他の言葉でもお話ができるんだ。
    4. もっと賢くなった:たとえば、文章を作ったり、何かを説明したり、プログラミングの手伝いをしたり、もっとたくさんのことができるようになったよ。

    つまり、ChatGPT-4は新しいお友達みたいなもので、もっとたくさんのことを知っていて、いろいろなことで助けてくれるんだよ。

    ChatGPT

    相手に合わせて答え方を変えてくれる忠実さに、思わず愛おしさを感じてしまいます。

    ざっくり言うと、ChatGPT-4の方が頭が良いということ。画像や音声による入力ができたり、画像生成ができるのも4.0の特徴です。画像を扱いたい方は有料プランが必要となるでしょうが、無料の3.5でもかなり賢い返答をしてくれるので、まずは3.5で試してみるのが良いでしょう。

    利用制限について

    OpenAiの公式サイトで発表はされていませんが、ChatGPT文字数制限があるようです。ただ、複数回に分けて指示を出したり、返事がなく回答が途中で止まってしまった場合は「続けて」と入力することなどで回避でき、私自身は不便を感じたことはありません。

    気をつけなければいけないのは、ChatGPT4の利用制限です。特定の時間内に許可されるリクエストの数に制限を設けてサーバーの過負荷を防ぎ、サービスの公平な使用を確保するために行われます。状況に応じて変わりますが、2024年1月1日現在、3時間で40メッセージです。

    実はChatGPT4にグレードアップした時に失敗を犯しました。楽し過ぎて舞い上がってしまい、利用制限があるとは知らずに質問しまくった結果、3日で40メッセージという”ペナルティー”を食らってしまいました。以来、より高度の回答を求める質問や画像や音声を扱う時のみChatGPT4を使い、通常はChatGPT3.5を使用しています。

    通常時(3時間で40メッセージ)
    3時間で40メッセージと表示されたChatGPTの画面
    制限時(3日で40メッセージ)
    3日で40メッセージと表示されたChatGPTの画面

    注意点

    ChatGPTを使用する際に気をつけるべきいくつかのポイントをChatGPTに教えてもらいました。

    1.情報の確認

    ChatGPTは一般的な情報に基づいて回答を生成しますが、必ず正確性を確認しましょう。特に医療、法律、金融などの専門的なトピックに関しては、専門家の助言を受けることが重要です。

    特定の専門領域や個別の状況に関しては専門家の意見や助言を受けることが大切。例えば、風邪の症状と治療法をChatGPTに質問すると答えてくれるけど、風邪の症状や治療法は多くの種類があり、特定の症例には異なるアプローチが必要となる。ChatGPTはあくまで情報の出発点として活用し、その後に専門家に専門的なアドバイスや正確な情報を相談することが安全かつ適切だよ。

    2.プライバシーの保護

    個人的な情報を提供しないように注意してください。ChatGPTは匿名の環境で使用することが重要であり、個人情報の共有は避けるべきです。

    プライバシー侵害のリスクを高める可能性があるから、ChatGPTを介して、自分の名前、住所、電話番号などの個人情報を提供してはいけないよ。もちろん、友人や家族の個人情報も提供しないように。悪意のある者に悪用される可能性があるので、セキュリティに配慮して情報を共有しないように注意しよう。

    3.バイアスに気をつける

    ChatGPTはトレーニングデータから学習した情報をもとに回答を生成しますが、バイアスや偏見が含まれる可能性があります。不適切な意見や差別的な言葉を生成しないよう注意してください。

    ジェンダーや人種や民族、宗教などに関する質問をすると、偏見やステレオタイプを含む回答が返ってくることがあるんだ。そんなバイアスや偏見を避けるためには、ChatGPTが生成する回答を検証し、不適切な情報やステレオタイプを排除しなきゃいけない。バイアスを持つ質問や表現を利用しないように意識することも重要。公平で尊重される情報や回答を生成するために、注意深く対話を進めよう。

    4.文脈を提供

    質問やリクエストをする際に、できる限り詳細な文脈を提供しましょう。これにより、ChatGPTがより適切な回答を生成できる可能性が高まります。

    例えば「美味しいパスタのレシピを教えて」と聞くよりも、具体的な情報提供をして質問をした方が、自分が求める回答を得られるよ。「私はベジタリアンでトマトソースベースのパスタが好き。アスパラとマッシュルームが冷蔵庫にあります」と追記すると、ピンポイントのレシピを提案してくれる。「別のレシピを提案して」とか「クリームソースにして」と質問を重ねていくのもいいね。

    5.確認とフィルタリング

    ChatGPTは自動的に生成された回答を提供しますが、生成されたコンテンツを確認し、不適切なものをフィルタリングする必要があります。特に、子供や若年層の利用者の場合は、保護者や監督者がコンテンツの監視とフィルタリングを行うべきです。

    保護者や監督者は、子供たちが安全で適切なオンライン環境で活動できるように、コンテンツの確認とフィルタリングを積極的に行うべき。適切な年齢制限やプライバシー設定を設けることも大切だね。

    6.倫理的な使用

    ChatGPTを倫理的かつ適切な方法で使用しましょう。悪意のある目的での利用や他人に害を与えるために使用することは避けるべきです。

    他人に対する尊重とプライバシーの保護を考慮し、悪意的な行動や他人に害を与えるため活動は避けなキャね。技術を利用する際には、社会的な責任を果たし、倫理的な基準を守ることが大切!

    7.セキュリティ意識

    ChatGPTにはセキュリティリスクがある場合があります。悪意のあるユーザーが悪用する可能性があるため、セキュリティに関する対策を取ることが重要です。

    フィッシング詐欺の防止のため、不正なリンクや詐欺的な情報が含まれているメッセージや回答を避けること。 ChatGPTとの対話中にクレジットカード番号、住所、電話番号などの個人情報や機密情報を提供することも禁物。セキュリティの基本原則を守り、安全なオンライン環境でChatGPTを使用し、悪意のあるリスクを最小限に抑えよう。

    8.限界を理解する

    ChatGPTは優れたツールですが、すべてのタスクや質問に対応できるわけではありません。特に高度な専門知識や判断力が必要な場合は、専門家に相談することが必要です。

    「1.情報の確認」でも触れたけど、ChatGPTは一般的な情報提供に優れている一方、高度な専門知識や判断力が必要な場合は専門家に相談することが不可欠なんだ。医療や法律、投資などは個別の状況に応じた正確なアドバイスや判断を受けるために、専門家のサポートを活用してね。

    これらの注意点を守ることで、ChatGPTを安全かつ効果的に活用できます。また、プラットフォームやアプリケーションが提供するガイドラインに従うことも重要です。

    ChatGPT

    以上のことを頭に入れて、ChatGPTを安全に楽しく使いこなしていきましょう!

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