「服、たくさん持ってるのに、なんで着たいものが見つからないんだろう?」
朝、鏡の前でため息をつきながら、クローゼットをぼーっと眺めていたとき、ふとそう思いました。
「今日はちょっときれいめにしたいけど、カジュアルすぎるかな…」
「このトップス、今の年齢で着ても大丈夫だろうか?」
「体型が目立たないようにしたいけど、ダサく見えないようにしたい…」
そんな風に、誰かに客観的なアドバイスをもらえたらどんなに楽かと思うこと、ありませんか?
でも、友人やパートナーに聞くには少し照れくさいし、かといってスタイリストに相談するほどでもない。
Instagramで「#今日のコーデ」を見ても、自分とは雰囲気も生活も違いすぎて参考にならない。
そんな中、私が思いついたのが——「ChatGPTにコーディネートを相談する」という方法でした。
正直に言うと、「AIに服の相談って…なんか痛い人っぽくない?」と、ちょっとためらったのも事実です。
この体験談を記事にするのも、最初は「いや、これ公開して大丈夫か…?」と迷いました。
でもやってみたら、これが意外と良かったんです。
誰にも気をつかわず、どんなに細かいことでも気軽に相談できて、何よりちゃんと見てくれる。
思っていたよりずっと頼れるし、恥ずかしいどころか「これ、もっと早く知りたかった!」という気持ちに。
というわけでこの記事では、私がChatGPTにコーデ相談してみたリアルな体験を、
- どうやって相談したのか
- どんなアドバイスが返ってきたのか
- どんな場面で役立ったか
に分けて、ゆるっとご紹介していきます。
ChatGPTにコーデ写真を見せてみた体験談
今年の夏はとにかく暑い。
そんな中、ふと「ワンピースが着たいな」と思い立ちました。
ただ、私にはワンピースに慣れていない背景があります。
仕事柄、きちんとしたパンツスタイルが多く、ワンピースはほとんど着たことがありません。
手元にあるのは、2年前にスペイン旅行へ行った際に、友人に勧められて買ったもの数着。デザインは気に入っているのに、出番がないままでした。
でも、今年の猛暑で「これはワンピースの出番だ!」と一念発起。
着てみたものの……
- 胸元、ちょっと開きすぎ?
- 中には何を着たらいいの?
- 上に何か重ねた方がいい?
- 靴や靴下の組み合わせはこれでいい?
と、疑問だらけで一気に自信喪失。
ネットで「ワンピース コーデ」と検索しても、自分の年齢(アラフィフ)や生活感とはちょっと違うスタイルが多く、いまひとつ参考になりませんでした。
友人がそばにいれば聞きたいけれど、「わざわざコーデの相談をLINEするのもなぁ」と気が引ける。
そこで思いついたのが、ChatGPTに聞いてみるという方法でした。
📸 写真を送ってみた
まずはワンピースに合わせたい上着を3パターン用意して、自撮り写真をChatGPTに送りました。
- グレーのTシャツ風トップス
- 白の半袖ジャケット
- 紺のメッシュカーディガン
さらに、靴や靴下の組み合わせについても相談。
すると、ChatGPTの返信は想像以上に丁寧で具体的でした。
たとえば白ジャケットについては
紺のカーディガンには
グレーのトップスについてはやや重たく見える可能性や、カジュアル寄りになることも伝えてくれました。
各アイテムが与える印象や、どういう場面に合うかまでコメントしてくれて、「お世辞抜きでちゃんと見てくれてる」と思えた瞬間でした。
💬 胸元の不安にも対応
さらに気になっていた「胸元が開きすぎて落ち着かない」問題にも、ChatGPTは具体的に提案をくれました。
- 白いキャミソールを中に着る
- ブローチやピンで留める
- スナップボタンを内側に付ける
- ファッション用テープで固定する
私が持っていたキャミソールを見せると、「そのデザインなら自然にカバーできますよ」と太鼓判。
実際に着てみると、「これなら安心して動ける!」という感覚があり、心からホッとしました。
👡 靴と靴下の相談も
靴についても、「サンダルに靴下を合わせた方がいい?」と聞いたところ、
という現実的なアドバイスが。
白っぽい薄手の靴下を選んで持参することにしました。
一つひとつの疑問に、優しく・的確に答えてくれるChatGPT。
最後には、
と背中を押してくれて、本当に気持ちがラクになりました。
ChatGPTで画像コーデ相談するやり方ガイド
「ChatGPTに服装の相談って、どうやってするの?」
私も最初は、画像を見せてアドバイスをもらう方法があるなんて知りませんでした。
でもやってみたら、とても簡単。
スマホ1台あれば、誰でもすぐに始められます。
🧠 画像の相談に必要なものは?
現在のChatGPTでは、無料プランでも画像アップロードが可能になっています(※2025年夏時点)。
ただし、無料ユーザーには利用回数に制限があります。
画像を複数枚送ったり、連続でやりとりすると「しばらくお待ちください」と表示されることも。
私は有料のChatGPT Plus(GPT-4)プラン(月額20ドル)を使っていますが、
無料の範囲でも十分に体験できます。
📱 写真の撮り方と送り方
- スマホで鏡越しに全身のコーディネート写真を撮る
- ChatGPTのチャット画面を開く(アプリでもブラウザでもOK)
- 入力欄の「+」ボタン →「写真やファイルを追加」で画像をアップロード
- 「この服装、どう思いますか?」とメッセージを添えて送信!
これだけです。
✍️ 効果的な質問のコツ
ChatGPTは画像をもとに色・バランス・印象などを読み取ってアドバイスしてくれますが、少しだけ情報を補足すると精度がぐっと上がります。
<例>
- 「アラフィフ女性です。ワンピースの胸元が気になっています」
- 「暑い日の飲み会に行く予定です。靴はサンダルで大丈夫?」
- 「先輩と久しぶりに会う予定ですが、この服失礼じゃないですか?」
ちょっとした前提条件を伝えるだけで、返答がより自分にフィットした内容になります。
💡 コツ:色や素材は文章で補足
写真の光の当たり方によって、実際の色が違って見えることもあります。
「これはグレーのトップスです」「素材は綿です」など補足しておくと、ChatGPTもより正確に判断してくれます。
画像を送って気になるポイントを伝えるだけで、プロのような視点で「似合っているポイント」や「改善のアイデア」を教えてくれる
それが、ChatGPTでの画像相談の魅力です。
ChatGPTの視点がくれる安心感
ChatGPTにコーデの相談をして、いちばん心に残ったのは、
「あなたはそのままで大丈夫」と言ってもらえたことでした。
ワンピースを着ようと思ったものの、胸元の開きや靴の選び方など、小さな不安がたくさんあって、
正直、自信はまったくありませんでした。
でも、ChatGPTに写真を送ってみると、こんなふうに返ってきたんです。
そのひと言で、ふっと気持ちが軽くなりました。
まるで、信頼できる友達に「似合ってるよ」と言ってもらえたような、そんな感覚でした。
特にうれしかったのは、ジャッジされないこと。
「派手すぎるかな?」と不安を口にしても、
「そんなことはありません」「落ち着いた印象です」と、やさしく肯定してくれる。
でも必要なときは、「この組み合わせは少し重たく見えるかもしれません」と、
的確なコメントも添えてくれるんです。
褒めるだけではない、でも否定はしない。
ちょうどいい距離感で、安心できる。
そして何より、「こんな初歩的なこと、聞いていいのかな?」とためらっていた私に、
ChatGPTは最後まで変わらないトーンで丁寧に向き合ってくれました。
AIだけど、決して冷たくなく、むしろとても温かい。
それが、何よりの安心感につながったのだと思います。
AI活用の基本から応用までを学べる、全9章のオンライン講座もあります。
👉 AIプロンプト最速マスター講座はこちら
ChatGPTと一緒にコーデを考える
ChatGPTが頼れるのは、「この服どうですか?」と評価をもらうだけではありません。
予定や場面に合わせて、一緒にコーディネートを組み立ててくれるという点でも、とても心強い存在でした。
たとえば、ある日、元会社の先輩たちから「暑いから飲もう」と誘われたときのこと。
「カジュアルすぎず、きちんと見える服がいいけど、暑さ対策も必要」
「お座敷だったら靴を脱ぐかもしれない…」
「スポーツサンダルって浮くかな?」
そんな迷いをそのままChatGPTに伝えました。
返ってきた答えは、まさに“気の利く相棒”のような提案でした。
ポイントは、「どこへ行くか」「どう見られたいか」まで汲み取ってくれること。
自分一人では「どれもアリだけど決められない…」と迷ってしまうところを、
ChatGPTは候補を整理し、目的や印象に応じた“方向性”を提案してくれるんです。
また別の日には、「このパンツにこのタンクトップは合う?」「カーディガンは何色がいい?」と聞いたこともありました。
そのときも、「上下のバランスは自然です」「顔まわりを明るくしたいならターコイズ系の上着が◎」と、
色合わせ・体型カバー・印象アップなど、着こなしの“理由”まで添えてくれました。
特に便利だったのは、「場面に合わせたアドバイス」が的確だったこと。
- ランチなら → 爽やかで清潔感重視
- お寺参りなら → 落ち着いた色味+露出控えめ
- 友人宅なら →靴を脱ぎやすく、部屋でもくつろげる装いを
ただ“似合う”を探すのではなく、「どんな日か」に合わせたスタイリングを考えてくれる。
それが、AIなのに「一緒にコーデを考えてくれる」と感じた理由でした。
ChatGPTを使うときの注意点
ChatGPTは便利で親切な存在ですが、何度か使ってみるうちに
「ちょっと工夫すると、もっと使いやすくなるな」と感じたポイントも見えてきました。
ここでは、私が体験を通して気づいた4つの小さな注意点とコツをお伝えします。
📷 ① 写真は光と角度で印象が変わる
ChatGPTは画像をもとに服の色や素材感を読み取りますが、
照明や撮影角度によって、本来の印象とズレることがあります。
私はあるとき、グレーのトップスを送ったつもりが「ベージュ系に見えますね」と言われました。
→ 対策:
「これはグレーです」「素材は綿でやや透け感あり」など、文章で補足するのが安心です。
🌏 ② 欧米寄りの価値観が少しあるかも?
ChatGPTはグローバル仕様のAIなので、ときどき
「素足でも大丈夫ですよ」
「胸元の開きは気にしなくていいと思います」
と、やや開放的なアドバイスをすることがあります。
→ 対策:
「アラフィフ女性・日本在住です」など、前提を伝えておくとより自分に合った回答になります。
🎯 ③ アドバイスは“参考意見”として受け取る
ChatGPTは的確で優しい反応をくれますが、あくまで一意見。
「似合ってる」と言われても、自分の感覚が違えば、そちらを優先してOKです。
→ 大切なのは、「誰かに言われたから着る」ではなく、
「自分が安心して出かけられるかどうか」だと思います。
⏱ ④ タイミングに余裕を持って使おう
出かける直前に慌てて相談すると、画像の反応が遅かったり、回数制限に当たることも。
→ 対策:
できれば前日〜当日の朝に相談しておくと、落ち着いて選べます。
持ち物や予備の羽織りなども、あらかじめ提案してもらえるので便利です。
このちょっとした工夫をするだけで、ChatGPTとのやり取りがもっと快適になります。
まとめ:ChatGPTはおしゃれの“新しい相棒”
「服はあるのに、着たいものがわからない」
そんなふうに悩んでいた私にとって、ChatGPTとのやりとりは、
自分の服と向き合う“新しいきっかけ”になりました。
AIなのに、まるで誰かがそばにいてくれるような感覚。
画像を見て、「大丈夫ですよ」「素敵ですね」と言ってくれるだけで、
気持ちがふっと軽くなりました。
そして、ただのアドバイスではなく——
- 胸元が気になるときは「白いキャミを」
- お寺参りの日は「落ち着いた色を」
- 小上がりの可能性がある日は「フットカバーを」
そんなふうに、場面に合わせて具体的に提案してくれることにも驚きました。
「ワンピースって難しい」「センスないかも」
そんな自信のなさから一歩踏み出すのに、ChatGPTの存在はとても心強かったです。
プロのスタイリストではないけれど、
今ある服を活かして、一緒に考えてくれる頼れる相棒。
誰にも相談できない、ちょっとした服の悩み。
「こんなこと、聞いていいのかな?」と思ってしまうような迷いごとこそ、
ChatGPTはまっすぐに、やさしく受け止めてくれます。
もし今、クローゼットの前で立ち止まっているなら。
誰にも聞けない悩みを抱えているなら。
ぜひ一度、ChatGPTに話しかけてみてください。
思いがけず、スマホの中のAIが、あなたのおしゃれの背中を押してくれるかもしれません。
🔽 ChatGPTって他にどう使えるの?気になる方はこちらもどうぞ

「人に聞くほどじゃない」ちょっとした悩み、AIに聞いてみませんか?

センスに自信がなくても大丈夫。AIがインテリアのアイデアをサポート!

あの登場人物、どう思う?AIと一緒に“語る”と視点が変わる!
🔽 ちょっと意外な使い方を知りたい方はこちらもおすすめ

ファッション以外にも活用シーンいろいろ。毎日に役立つヒントが見つかります。
迷ったら、まずはこのセミナーから始めるのがおすすめです!
私自身、いろいろな講座を見てきた中で、安心しておすすめできる内容です👇
👉 無料セミナーをチェックする
📚 他のまとめページもチェックしてみませんか?